ウィッグの寿命は本当に2年?お気に入りを長く愛用するためのメンテナンスの秘密

「高いお金を出して買ったウィッグ、店員さんに『2年くらいが寿命です』と言われてショックを受けた…」 そんなお話を伺うことがよくあります。

しかし、ウィッグ職人としての私の答えは少し違います。 適切なメンテナンスさえすれば、ウィッグは2年を超えても、もっと長く愛用していただけるものなのです。


💡 なぜ「2年」と言われてしまうのか?

大手メーカーさんなどが「2年」と言うのには、いくつかの理由があります。

  1. 毛の傷み: 毎日使うことで毛先が傷んだり、絡まったりする。
  2. 毛量の減少: 摩擦やシャンプーで、少しずつ毛が抜けてボリュームが減る。
  3. 買い替えのサイクル: 商業的な理由で、新しい製品を勧める時期としている。

確かに、何もしなければ2年ほどで「お疲れ気味」な状態にはなります。でも、それは「寿命」ではなく「お手入れのタイミング」なのです。

🛠️ 修理(増毛)でウィッグは蘇る

当工房では、傷んだ部分のネットを補修したり、減ってしまった部分に新しく毛を足す「増毛修理」を行っています。

抜け毛がひどくなったウィッグ
増毛修理後のウィッグ

分け目や天頂部のボリュームを少し足すだけで、ウィッグは驚くほど若々しく蘇ります。「もうダメかな?」と思ったウィッグも、修理をすることでまた数年、現役で活躍できるようになります。

ベースが擦り切れてしまったウィッグ
ベース補修したウィッグ

🌟 店長からのメッセージ

ウィッグは使い捨ての消耗品ではありません。 お客様の生活に寄り添ってきた、大切なパートナーです。

当工房では「売って終わり」ではなく、その後の修理やカットなどのメンテナンスを何より大切にしています。お気に入りのウィッグを少しでも長く、綺麗に使いたい。そんな想いに、私は技術でお応えします。
お修理できるかどうか、お気軽にお尋ねください。

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この記事を書いた人

1969年生まれ。自身の脱毛経験を経て、オーダーメイドの自毛かつら(地毛ウィッグ)製作を専門とするウィッグ販売製作の傍ら製作講師として活動。
2023年9月10日より、これまでの実績を礎に、さらなる飛躍と誠実な手仕事を期して活動名を「野沢ひろみ」から「野沢 昊未」へと改めました。
「髪は、その人を象徴する大切なもの」という信念のもと、一本一本に心を込めた植毛と、最高級の素材選びにこだわり続けています。治療中の方や髪にお悩みを持つ方が、鏡を見た瞬間に「いつもの私だ」と笑顔になれるような、温もりのあるウィッグをお届けします。

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