自毛のカット方法と送り方– 美容師さんへの依頼から発送まで、手順を解説 –

目次

1. 美容師様へ:カット前のお願い

お客様の大切な髪を、最高のウィッグに仕上げるために、カットの仕方が品質を左右します。 美容院へ行かれる際は、必ずこの画面を美容師様にお見せください。

【重要】「抜け毛」は使用できません

抜け落ちた髪を集めたものは、ウィッグ製作に使用できません。

  • 理由: 髪には「キューティクル」という一定の向きがあります。抜けた髪が混ざると、この向きが逆さまになり、マジックテープのように絡み合って二度と解けなくなってしまうためです。
  • 対策: 必ず「今生えている髪」を、以下の手順通りにカットしてください。

キューティクル画像


2. 必要な髪の長さと仕上がりの関係

お預かりする髪は最低20cm以上必要です。スタイルを整える余裕を考えると、25cm以上あるのが理想的です。

実は、同じ30cmの自毛を使っても、植える場所によって仕上がりの長さが変わります。

植毛場所植え方(折り返し)30cmの自毛→完成時の長さ
頭頂部(分け目・つむじ)半分に折って植える約15cm
側頭部・後頭部・襟足1/3〜1/4程度折って植える約18〜20cm
  • ポイント: 頭頂部は美しく見せるために半分に折る必要があります。もし段(レイヤー)を入れない長めのスタイルをご希望の場合は、目標の2倍の長さの自毛が必要になることがあります。
人の頭の部位
レイヤー入りウィッグヘアスタイル
レイヤー入りスタイル例

髪のお色について

  • 白髪がある場合、そのままウィッグに使うことも、白髪を抜いて使うこともできます。
  • ウィッグ髪の色は、お預かりした自毛と違う色に変えることもできます。
    その場合、先に美容室で自毛を染めてからカットするか、当方でウィッグ制作時に染めるか
    ご相談します。
ウィッグの髪色サンプル
当方の髪色サンプルの一部
白髪の密度サンプルチャート
白髪の量の調整もパーセントでご指定できます

3. 美容師さんへの具体的なカット手順

  1. 必ず「乾いた状態」で: 濡れた髪はカビの原因になります。
  2. ゴムで数カ所に分けて固く縛る: バラバラになると使用できません。
  3. ゴムの2cm以上上をカット: 丈夫なゴムを使い、切り落とした後も束のまま保管してください。
自毛をおすすめの結ぶゴム
髪用のゴムをお使いください
自毛を下のほうでカットする方法
自毛をあまり短くしたくない場合は下で結びカット
自毛を全体ででカットする方法
自毛を短くしてもOKなら、上のほうで結んでカット

4. 髪の量が足りない場合や、保存についての補足

何人か分の髪でウィッグを作る
何人かの髪で1つのウィッグを作る
  • ご家族・ご友人の髪との合体: 複数名の髪を合わせることも可能です。色は工房で自然に染色調整しますのでご安心ください。
  • 工房の人毛をブレンド: 自毛が足りない場合、表面の見える部分や肌に触れる顔周りに「自毛」を集中させ、内側に「弊社の人毛」を混ぜることで、質感と安心感を両立させます。
  • 長期保存: 湿気・直射日光を避け、時々ゴムを新しいものに替えて保管してください。

5. 梱包・発送方法

自毛を保存する
  1. 包む: 束ねた髪をキッチンペーパー等で優しく包みます。
  2. 入れる: 袋に入れますが、密閉はしないでください。
  3. 送る: 封筒やレターパック等で、以下の住所へお送りください。

【発送先】

〒308-0067 茨城県筑西市上平塚175

有限会社ドリームアチーブメント 宛(TEL: 0296-28-5097)

※品名に「髪」とご記入ください。


6. 届いた後の流れ

髪が到着次第、お電話またはメールで「状態確認」のご連絡を差し上げます。大切にお預かりいたしますので、どうぞご安心ください。

ご質問はいつでも大歓迎です。プロがお答えします。

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