case-130: 30年前に保管していた奥さんの地毛ヘアピースで作った旦那さんの医療用フルウィッグ【製作例】

30年前の奥さんの地毛ヘアピースを使って、旦那さんの医療用ウィッグ(フルウィッグ)をお作りした製作例です。長い年月を経てもきれいな状態で残っていた髪を、ご家族のために役立てられた、とても心のこもった一台になりました。

目次

📸 30年前に作っておいた地毛ヘアピースで旦那さんの医療用ウィッグ

30年前に作り大切に保管されていた奥さんの地毛のヘアピース
自毛ヘアピースはほとんど使っていなかったそうです
30年前に作った奥さんの地毛のヘアピースの髪で旦那さんの医療用ウィッグ
30年前に作った奥さんの地毛のヘアピースの髪で旦那さんの医療用ウィッグを横から見たところ
30年前に作った奥さんの地毛のヘアピースの髪で旦那さんの医療用ウィッグを上から見たところ
30年前に作った奥さんの地毛のヘアピースの髪で旦那さんの医療用ウィッグを裏返したところ
30年前に作った奥さんの地毛のヘアピースの髪で旦那さんの医療用ウィッグの裏地

💚 30年前の髪でも、きれいに残っていれば使えます

今回お預かりしたのは、30年前に作り保管されていた約30cmの地毛で作ったヘアピースです。カラーもパーマもしていないバージン毛だったこともあり、長い年月が経ってもしっかりとした状態で残っていました。きちんと保管されていれば、これほど長く経った髪でもウィッグの素材として使うことができます。ご自分やご家族の髪を、大切な人のために役立てられるのは、自毛ウィッグならではの良さです。

💚 足りない分は人毛をブレンド、お色は明るめに調整

フルウィッグ1台分にはやや量が足りなかったため、当工房の同じ色・同じ太さの髪をブレンドして、必要なボリュームを補いました。また、旦那さんのご希望で少し明るめのお色にしたいとのことでしたので、加工の段階で色を調整しています。お預かりした奥さんの髪を主役にしながら、ご希望の仕上がりに近づけました。ここから装着してスタイルカットになります。

📋 製作データ

  • 種類:医療用ウィッグ(フルウィッグ)未カット状態
  • 髪の素材:奥さんのヘアピースの地毛 約30cm(30年前に保管・カラーなし・パーマなしのバージン毛)+ 当工房の人毛をブレンド
  • 贈る相手:旦那さん
  • お色:ご希望により明るめに調整
  • ポイント:長期保管の髪でもきれいなら使用可能、足りない分は同色・同太さの人毛で補充

🌟 店長より

30年前の髪をきれいに保管されていたことに、まず驚きました。それだけ大切にされてきた髪を、今度は旦那さんのために役立てられるというのは、本当に素敵なことだと思います。ご家族の絆のこもった一台を、心を込めてお作りしました。長く保管されている髪をお持ちの方も、ぜひ一度ご相談ください。

ご家族の髪で作る医療用ウィッグの製作例は、医療用フルウィッグ(自毛・人毛)の製作事例一覧でもご覧いただけます。「昔切った髪をとってある」という方も、状態によっては使えますので、どうぞお気軽にご相談ください。

自毛で作るウィッグの種類や費用については、下記のページでご覧いただけます。

「こんな風になりたい」という想いを、お聞かせください。

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この記事を書いた人

1969年生まれ。自身の脱毛経験を経て、オーダーメイドの自毛かつら(地毛ウィッグ)製作を専門とするウィッグ販売製作の傍ら製作講師として活動。
2023年9月10日より、これまでの実績を礎に、さらなる飛躍と誠実な手仕事を期して活動名を「野沢ひろみ」から「野沢 昊未」へと改めました。
「髪は、その人を象徴する大切なもの」という信念のもと、一本一本に心を込めた植毛と、最高級の素材選びにこだわり続けています。治療中の方や髪にお悩みを持つ方が、鏡を見た瞬間に「いつもの私だ」と笑顔になれるような、温もりのあるウィッグをお届けします。

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