case-36:娘さんの自毛で贈る「付け毛付きキャップ」|お母さんへのエピソード

ご注文の背景

お母さんへのプレゼントとして、娘さんの大切な自毛をお預かりして製作いたしました。 お預かりした髪は約20cm。これを帽子と組み合わせてお使いいただける「付け毛」に加工し、仕上がりは約15cmとなりました。お母さんのお好みの長さに合わせてカットしてご使用いただけるよう調整しております。

製品の特長

抗がん剤治療中のデリケートな時期でも、負担なく「いつもの自分」を取り戻していただけることを第一に考えました。

  • 心の距離を縮める自毛活用:離れて暮らしていても、娘さんの髪が寄り添ってくれる。既製品にはない「安心感」を大切にしています。
  • 調整可能な長さ:初めて装着した瞬間の「若々しく見えるかな?」というワクワク感を大切にするため、あえて長めに仕上げ、後から自分らしく整えられる余白を残しました。
店長のざわ

ご購入者様から、涙が出るほど嬉しいメッセージをいただきました。

『私の髪の毛なんだよと伝えると、母は申し訳なさそうに、でも嬉しそうにしてくれました。 抗がん剤治療での脱毛や、白髪染めができないことで自信をなくしていた母にとって、このウィッグが少しでもエールになればと思っていました。 初めて着けたとき、「若く見えちゃって不自然かな?」と言いながら笑ってくれた母を見て、涙が出るほど嬉しかったです。抗がん剤もなんとか頑張ってくれています。このウィッグで「そばにいるよ」というメッセージが送れたように思います。』

これほど職人冥利に尽きる言葉はありません。私たちが作っているのは、単なるウィッグではなく、ご家族の想いを繋ぐ「絆」なのだと再確認させていただきました。コロナ禍の大変な時期に、こちらが勇気をいただいたような気持ちです。本当にありがとうございました。

自毛(地毛)で作るウィッグ
自毛(地毛)で作るウィッグ
自毛(地毛)で作るウィッグの生地
自毛(地毛)で作るウィッグの生地
自毛(地毛)で作るウィッグの残った自毛
自毛(地毛)で作るウィッグの残った自毛
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この記事を書いた人

1969年生まれ。自身の脱毛経験を経て、オーダーメイドの自毛かつら(地毛ウィッグ)製作を専門とするウィッグ販売製作の傍ら製作講師として活動。
2023年9月10日より、これまでの実績を礎に、さらなる飛躍と誠実な手仕事を期して活動名を「野沢ひろみ」から「野沢 昊未」へと改めました。
「髪は、その人を象徴する大切なもの」という信念のもと、一本一本に心を込めた植毛と、最高級の素材選びにこだわり続けています。治療中の方や髪にお悩みを持つ方が、鏡を見た瞬間に「いつもの私だ」と笑顔になれるような、温もりのあるウィッグをお届けします。

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