case-56: 少しの髪も大切に。自毛(地毛)を活かした「つけ毛キャップ」で、帽子のおしゃれを楽しく

背景

「自分の髪でウィッグを作りたいけれど、フルウィッグを作るには量が足りないかもしれない……」
そんな不安をお持ちだったお客様のご要望にお応えし、お預かりした大切な髪をインナーキャップに取り付ける「つけ毛キャップ」を製作しました。限られた毛量を最大限に活かす工夫と、その魅力をご紹介します。

こだわった点

【少ない髪を「知恵」で形にする
今回お預かりした髪は、フルウィッグ(全頭かつら)にするには少し控えめな量でした。しかし、お客様の「自分の髪を身につけていたい」という想いを形にするため、帽子を被った時に見える「裾の部分」に集中して自毛を配置する「つけ毛キャップ」をご提案しました。
今回は後ろの髪は不要ということで、前髪と横に植毛しました。
お預かりした髪を一本も無駄にせず、最も効果的に見えるよう丁寧に植毛しています。

【帽子と組み合わせて、日常をより軽やかに】
つけ毛キャップは、お手持ちの帽子と組み合わせてお使いいただくアイテムです。

  • 締め付けが少なく快適: フルウィッグに比べて圧迫感がなく、長時間の外出や急な来客時にもサッと被るだけでスタイルが整います。
  • 自然な馴染み: お顔周りにご自身の髪があることで、帽子だけの時よりもお顔の印象がパッと明るく、驚くほど自然に見えます。
店長のざわ

「髪が少ないから」と諦めてしまう前に、まずは一度ご相談ください。 たとえ少しの量であっても、それはお客様の一部だった大切な宝物です。その髪をどう活かせば、お客様が一番笑顔になれるか。私たちは、その可能性を最後まで追求します。

自毛の付け毛キャップ製作のためにカットした自毛
自毛の付け毛キャップ製作のためにカットした自毛
少しの髪も大切に。自毛(地毛)を活かした「つけ毛キャップ」
「つけ毛キャップ」の後ろは、今回は髪を植えませんでした
つけ毛キャップの後ろは、今回は髪を植えませんでした
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この記事を書いた人

1969年生まれ。自身の脱毛経験を経て、オーダーメイドの自毛かつら(地毛ウィッグ)製作を専門とするウィッグ販売製作の傍ら製作講師として活動。
2023年9月10日より、これまでの実績を礎に、さらなる飛躍と誠実な手仕事を期して活動名を「野沢ひろみ」から「野沢 昊未」へと改めました。
「髪は、その人を象徴する大切なもの」という信念のもと、一本一本に心を込めた植毛と、最高級の素材選びにこだわり続けています。治療中の方や髪にお悩みを持つ方が、鏡を見た瞬間に「いつもの私だ」と笑顔になれるような、温もりのあるウィッグをお届けします。

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