case-42:短い自毛を「サンプル」に。色・太さを合わせた最高級人毛フルウィッグ

「自毛で作りたいけれど、長さが足りない…」 「でも、できるだけ自分の髪に近い質感のウィッグが欲しい」

そんなお悩みをお持ちだったお客様の事例です。今回は自毛を直接使うのではなく、お客様の髪を「サンプル(見本)」としてお預かりし、その質感に合わせて厳選した最高級人毛でお作りいたしました。

目次

1. わずか5cmの髪を「設計図」にして理想を再現

お客様からお預かりしたのは、長さ約5cm、40〜50本ほどの自毛です。ウィッグにするには長さが足りませんが、大切な情報が詰まった「サンプル」として活用しました。

  • 髪の分析: わずかなサンプルから、髪の正確な「色・太さ・質感」を分析。
  • 素材の厳選: 当工房が誇る「キューティクル付き人毛」の中から、お客様の髪に最も馴染むものを厳選して製作しました。

2. 後頭部の形をカバーする、オーダーメイドのこだわり

お客様は「後頭部の形(絶壁)」を気にされておりました。既製品では難しい頭の形の悩みも、オーダーメイドならベース設計から工夫できます。

  • 安定感のある素材: 後頭部が浮き上がらず、ピタッと安定する特殊素材を採用。
  • 自然なボリューム: 後頭部の毛量をあえて多めに配置し、ふんわりと自然なシルエットを作りました。

3. 少しずつ「理想のスタイル」へ育てる楽しみ

今回は、あえて少し長めの状態で納品いたしました。 これから使いながら、少しずつカットして微調整を重ね、お客様にとっての「理想のスタイル」へと変化させていく予定です。


店長・野沢より:ほんの少しの髪が「安心」に変わります

「自毛が短いから、自分に似合うウィッグは無理かしら…」と不安に思う必要はありません。

ほんの少しの髪があれば、それを「設計図」にして、あなたに一番馴染む髪を選び出すことができます。お悩みに合わせたベース(ネット)作りも、職人の手仕事によるオーダーメイドならではの強みです。

どんな小さなお悩みも、ぜひ私に聞かせてくださいね。

当工房についてはこちら

自毛で作るウィッグの種類や費用については、下記のページでご覧いただけます。

「こんな風になりたい」という想いを、お聞かせください。

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この記事を書いた人

1969年生まれ。自身の脱毛経験を経て、オーダーメイドの自毛かつら(地毛ウィッグ)製作を専門とするウィッグ販売製作の傍ら製作講師として活動。
2023年9月10日より、これまでの実績を礎に、さらなる飛躍と誠実な手仕事を期して活動名を「野沢ひろみ」から「野沢 昊未」へと改めました。
「髪は、その人を象徴する大切なもの」という信念のもと、一本一本に心を込めた植毛と、最高級の素材選びにこだわり続けています。治療中の方や髪にお悩みを持つ方が、鏡を見た瞬間に「いつもの私だ」と笑顔になれるような、温もりのあるウィッグをお届けします。

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