case-77: 髪が少なくても大丈夫。工房の髪をブレンドして自毛で作る部分ウィッグ【製作例】

「自分の髪だけで足りるかしら」とご心配される方は少なくありません。今回は、お預かりした自毛が比較的少なめだったため、工房の髪を同じ色・太さでブレンドして、自然な毛量の部分ウィッグに仕上げた製作例です。パーマ・カラー歴のない、25〜40cmの髪をお預かりしました。

目次

📸 髪が少なめでも、自然な毛量に仕上がります

お預かりした髪は、量が比較的少なめでした。そのままでは仕上がりが寂しくなってしまうため、当工房がストックしている、同じ色・同じ太さの髪をブレンドして製作しています。ご自身の髪を主役にしながら足りない分を補うことで、出来上がりの毛量は普通の自然な仕上がりになりました。「髪が少なくて作れないかも」とあきらめる前に、一度ご相談いただきたい工夫です。

部分ウィッグ用にカットした自毛25〜40cm
お預かりした自毛(25〜40cm・パーマカラー歴なし)
自毛と工房毛をブレンドして作った部分ウィッグ 正面
仕上がり(正面)
自毛と工房毛をブレンドして作った部分ウィッグ 横
仕上がり(横から)
ウィッグの裏側

✂️ 長短のばらつきを活かす植え方

お預かりした髪は、短いものと長いものが混ざり、長さにばらつきがありました。そこで、トップ(頭頂部)には長い髪を植え、その周辺には短い髪を植えています。こうすることで、トップにしっかり長さを出しつつ、全体をできるだけ長く仕上げることができます。前髪まわりは、お渡し後に短くカットして整えられるよう、あらかじめ少し短めに植えてあります。限られた髪を無駄なく使い切るための工夫です。

📋 製作データ

25〜40cmの自毛(パーマ・カラー歴なし)をお預かりして製作。髪の量が少なめだったため、同じ色・太さの工房毛をブレンド。長短のばらつきを活かし、トップに長い髪、周辺に短い髪を植えて、できるだけ長い仕上がりにしています。出来上がりの毛量は自然な普通量です。

🌟 店長より

店長のざわ

「自分の髪が少ないから、ウィッグにできないのでは」とご心配される方は本当に多いです。でも、あきらめなくて大丈夫です。当工房には、いろいろな色・太さの髪をストックしてあります。ご自身の髪を主役にしながら、足りない分だけ同じ質感の髪を足してブレンドすれば、自然な毛量に仕上がります。少ない髪でも、長さや植え方を工夫すれば、ちゃんと活かせます。まずは今ある髪を見せてください。一緒に考えましょう。

髪の長さや量を活かした部分ウィッグは、ほかにも製作例があります。部分・ハーフウィッグの製作例もあわせてご覧ください。

「こんな風になりたい」という想いを、お聞かせください。

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この記事を書いた人

1969年生まれ。自身の脱毛経験を経て、オーダーメイドの自毛かつら(地毛ウィッグ)製作を専門とするウィッグ販売製作の傍ら製作講師として活動。
2023年9月10日より、これまでの実績を礎に、さらなる飛躍と誠実な手仕事を期して活動名を「野沢ひろみ」から「野沢 昊未」へと改めました。
「髪は、その人を象徴する大切なもの」という信念のもと、一本一本に心を込めた植毛と、最高級の素材選びにこだわり続けています。治療中の方や髪にお悩みを持つ方が、鏡を見た瞬間に「いつもの私だ」と笑顔になれるような、温もりのあるウィッグをお届けします。

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